こんにちは♪
関東地方は午後は秋晴れの美しい一日でしたね~( ・◡・ )♫•*¨*•.¸¸
うちの庭は、秋に咲く植物を何も植えていないので、寂しい限りですが、
夏のなごりのマリーゴールドと
選定した木の枝、紅葉した葉っぱを使って、秋らしくいけてみましたよ♪
※注:え~と、虫が嫌いな方は拡大してみてはいけません!
なぜか、写真とるぞ!と思ったら、珍客乱入…?
ポーズをとるカマキリさんが
入ってきちゃってるので( *´艸)ププッ
最近は、新しいプロジェクトも進めつつ、
従来のデザインもやり、その他の事も色々あったりして、
結構ドタバタしていますが、
秋の夜長、文字中毒?の私としては、
寝る前の「ちょい読み」は欠かせない入眠儀式です♪
ここのところ、また読み返しているのは、ミヒャエル・エンデ著「はてしない物語」です。
こんな写真を撮ってみましたよ(・∀・)b
夕焼けの光が良い感じです。
この本とは、長~いお付き合いで、実に小学3年生で買ってもらってから、
ず~~~~~~~っと、何回ものお引越しを経て手元に持っている私の愛読書です。
この本の主人公は、小太りで青白くて運動神経0で学校ではいじめられ、成績も悪いという
小学校の男の子、バスチアン・バルタザール・ブックス。
そんな男の子が、雨の日に本屋で「はてしない物語」という本と出合って
本の中に引き込まれていく…(とても簡単に言うとね。)
という内容ですが、
私は、がりがりで青白くて、若干いじめられてる、なんとなく居場所がない女の子だったわけで。
バスチアンが倉庫で本を夢中になって読み始めるシーンは
とても自分に重なってしまったのです。
本の中では、誰にでもなれる。
どんな荒唐無稽な物語も、頭の中ではリアルに映像になる。
そんな、本好きの持っている感覚がこの本にはあふれています。
「はてしない物語」の本文は、赤と緑の2色刷りになっていて、
「はてしない物語」の本文が緑。
「はてしない物語」をもって、読んでいるバスチアンの世界の本文が茜色で
記されています。
そんなところも、「今読んでいる私も、どこかのはてしない物語に今、記されているのでは?」
というワクワク感につながっていたのだと思います。
で、この本、最近になって読んでみるとまた、違うところで深いな…
と思わされる部分がありまして。
それは、「南のお告げ所」という場所に入るために、くぐらなくてはならない
「3つの神秘の門」の話です。
この3つの門は、入るのがとても難しい門で、それを研究している小人が
出てくるのですが、
アトレーユという、この門をくぐらなければいけない少年が
「門をくぐらないで、門の脇から見たら、あと2つの門はなかったですよ?」
という意味のことを言うと、小人は激怒してこう言うのです。
「第二の門は第一の門をくぐりぬけてはじめて存在する。
第三の門は第二の門をあとにすれば存在する。」
多分これは、人生における分岐点、「門=経験」を言っているのだと思うのです。
門を脇からのぞく、というのは
挑戦したいことをやってみるのではなく、
他人のレビューを読んで頭の中で想像すること、で。
門をくぐる、というのは
挑戦したいことをやってみる=経験する。
ことなのではないか、
と、ハタと気づいたわけです。
私はブローチを作っていますが、
「頭の中で考えたこと」と、「実際作ってみること」
とは、得られるものが違います。
「こんな自分(こんな仕事をしている自分)になりたい!」と思うなら、
考えすぎずにやってみることが大切だな!と
この年齢にして(( ´∀` )テヘ)、改めて思ったのでした。
やってはじめて「成功」「失敗」「反応」などが分かる。
そして、次の門(次にやってみたい挑戦)が見える。
ということなんだろうな…と。
きっと、エンデさんの研究をしている方は沢山いらっしゃるし、
語りつくされている内容なのかもしれないですねヾ(´ε`;)ゝ…
私は、研究の本は好きではないので、
普通に好きな本を人生の時々に読み返すなかで、
自然に気づくものを、大切にしていきたいと思っています。
今回も長々とお読み頂きありがとうございました♪
素敵な冬につながる、良い秋を過ごしてまいりましょう゚*。:゚+(人*´∀`)+゚:。*゚+.
それでは、また次回!
sanbienikki(サンビエニッキ)インスタグラムはこちら↓
https://www.instagram.com/sanbienikki/
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